Ars longa, vita brevis.

40代男放送大学生

金融と社会(’20) の試験【放送大学】

2021年度第2学期の単位認定試験は

「金融と社会(’20)」

の1科目だけです。

試験期間になりましたので早速試験を受けました。

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試験

コロナ禍のため自宅受験。

問題をダウンロードして、事前に送付されていた解答用紙に記入して郵送。

形式は15問のマーク式でした。

テキストを7周した結果

テキストは7回読みました。1~2周目はざっと流して、3周目からは精読。動画は家事やウォーキングしながらですが3回みました。(聞きましたというべきか)

テキストは紙幅の都合上か要約的に書かれている箇所が多く、理解しにくい箇所が多々ありました。

とりあえず読み進め、文章に慣れてきた3、4周目くらいからは、具体例や疑問点を検索して調べたり、テキストに書き込んだり。

記載されているグラフや図表は毎回頭に染み込ませるように眺め、適宜最新の「資金循環統計」等の各種統計資料をダウンロードして確認。

そのようにしてテキストを繰り返しているうちに理解がすすみ、金融について鳥瞰図ができあがりました。

金融について要点をとらえる
  • 金融とはなにか
  • 世の中のお金の流れとその障害になるもの
  • 銀行や証券市場などの金融システムの機能と期待される役割
  • その役割を果たせなかったバブル時などの金融危機の原因と対応
  • フィンテックなど新しい流れ
  • 非伝統的金融緩和政策

などといったことを学べました。

投資をしていたこともあり関心を持って取り組みました。

本科目で国内、海外決済の仕組みを知るとそこから興味はビットコインやデジタル通貨に広がり関連書を2冊読了。(*後記記載の本)

この科目をとおして身につけた世の中の仕組みについての教養は、経済、経営、会計、会社法など他の分野を学ぶ上での足がかりともなることでしょう。

社会人にとって汎用性の高い科目です。

生活に活かす

株や投資信託などで資産を運用してる方、しようと思ってる方に役立つ事でしょう。

金融とは何かという原点、金融システムの機能や役割、日本のバブルやリーマンショックなど金融史の重要な事件の概要、マネーストックや金利など重要な経済指標の大まかな数字、そういったものが頭にはいってると、投資や経済に関するニュースや動画をより深く理解できるようになります。

また、投資情報について分析・裏取りできる下地ができるので、扇動的な記事や動画などに流されず、立ち止まって考えることができるようになります。たぶん。

試験結果

分かり次第追記しますが、たぶん「Ⓐ」でしょう。(追記2022/02/18:Ⓐでした)

Ⓐ (100~90点)
A ( 89~80点)
B ( 79~70点)
C ( 69~60点)

関連書籍

デジタル通貨や暗号資産についての本ですが、それらと対比で市中銀行・中央銀行の機能や役割が書かれているので本科目で取り上げられた銀行関連の理解が深まりました。

 

今後の放送大学への取り組み方

新たな分野についての知識の核を作るには、1、2度読み流すだけでは効果がなく、丁寧に何度も読み込む事が必要だと認識しました。

5周目あたりから「なるほど〜」の連発で、知識が定着していく感覚が楽しかったです。

今後履修する科目のテキストも、

5回読み、目指せ10回読み

という方針で取り組んでいこうと思います。

10回読んだテキストが10冊になる頃にはどんな自分になってるのかワクワクします。