「もう、不満は言わない」という本があります。
「自分が不平不満を口にしていることに気づいたら、このブレスレットをもう一方の手にはめ換えてください。そして21日間ブレスレットをはめ換えずにいられた時には必ず大きな変化が起こるはずです」
やり方は
①どちらかの腕にブレスレットをはめる。
②自分が、不平不満や人の悪口やゴシップを口にしているのに気づいたら、ブレスレットをもう一方の腕にはめ換えて、再スタートする③紫色のブレスレットをはめている人が不平を言うのを耳にしたら、はめ換えるように言ってもいい。しかしそれをするなら、まず自分がはめ替える。
④それをずっと続ける。二十一日間はめ替えずに要られるまでには、たいてい何ヶ月もかかる。平均では4か月から8か月というところ。(p11,12)
「不平不満」や「人の悪口やゴシップ」を「口に出してはいけない」。
無意識に不満等を口に出すという自分の行為を認識できるような仕組みです。
自分の感情を押し殺してロボットのようになるわけではありません。
心では何を思っても構いませんし、不平不満を紙に書きなぐってもよいです。
ちなみに電子メモパッドなら書いたことが物理的に記録されないので安全です。
もし口に出してしまったら、手首のブレスレットをはめ換えます。
手首にブレスレットは抵抗があるので、私は輪ゴムを使うことにします。
口癖をやめると行動が変わる
以前「よいしょ」の口癖を直しました。
手首に輪ゴムを巻き、「よいしょ」といってしまったら輪ゴムを引っ張りぱっちんと痛みを与える。この方法が成功し、一切言わなくなりました。
クルマの乗り降りの時に頻繁に言ってたのですが、この口癖を止めたらクルマの乗り降りのときの立ち居振る舞いが変わりました。
軽やかに乗り降りするようになりました。
口癖を直したら身体の動作が変わってしまうということを身をもって体験しました。
人は無意識に発した言葉に引きづられるのです。
ちょっとした変化ですが、記憶に残る体験でした。
前に挑戦して挫折した
上記のような経験がありましたので、この本を見た時ピンときました。
不平不満を口にだすことをやめたら必ずよい効果があると確信しこのプログラムを試しました。
不平不満を言わないことはわりとうまくいってその効果も感じてたのですが、
「人の悪口やゴシップ」を言わない、の部分で何度も中断し結局挫折してしまいました。
人に対する話題は、
その人に関していった言葉を一言一句、その人の前でも繰り返すことができる。(p81)
ならOKです。
飲み会や友人との雑談でこれを止めることがどうしてもできなかった。
最近は、人付き合いを極力減らしていて、飲み会も行かなくなったので、今ならうまくいくかもしれないと思い再挑戦することにしました。
成功するコツ
成功するコツは、人付き合いをやめるまたは人付き合いを変えるになるんじゃないかと思いました。
不平不満をやめるからなにかが変わるのではなく、不平不満をやめるために何かを、生活習慣や人付き合いといったライフスタイルの方を変えないといけない。
前回の失敗時にそう感じました。
不平不満を言うってことは
不平不満を言うということはその対象に自分が支配されているともいえます。
そのような存在に自分の時間=命を奪われていくのはもったいないです。
(文庫)もう、不満は言わない [人間関係編] (サンマーク文庫)
- 作者: ウィル・ボウエン,高橋由紀子
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2012/05/16
- メディア: 文庫
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